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Saturday, 26 February 2005

陸に上がった河童

渋谷区ケアコミュニティ桜が丘で2月の「星のつどい」がありました。
残念ながらお天気は曇っていて観望会はありませんでした。
それでも30人ほどの方がお集まりになり、参加者の発表や質問があり、
星から学んだ1時間半でした。

観望会ができず時間がたくさんあるということで、
わたしも急遽パワーポイントの映像資料を準備して
旭川の新しいプラネタリウムの紹介をしました。

私の話のあとで、五島プラネタリウムでメンテナンスと投影を担当されていた村松さんのコメント、
「(五島にいたころは)プラネタリウムの機械をいじれるのと解説までやれてとても幸せな時間だった」
のに
「今は、まるで陸に上がった河童のようです」
というのがなんだか胸に残っています。

かつて村松さんが保守点検していた投影機がうつす星空で、村松さんの解説をきいたことから、「星を見てみたい」と思いました。
プラネタリウムの日没のときの
「さぁ、さっそく太陽に沈んでもらいましょう」
の声。
夕暮れや日没をあんなに楽しそうな声で案内する人がいるのを、私はそれまで知りませんでした。そこで「夜を迎えるのは楽しいことなんだ」「星を見るのは楽しそうだ」と思うことができたのです。だから、来月も、来週も、次の時間も・・・とどんどんプラネタリウムに足を運ぶことになり、星に興味を持ち続けることができました。

また、村松さんの楽しそうな声がききたいです。
「水を得た魚」の姿を早く見られたらいいのにな。

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Comments

 ライブ解説のプラネタリウムの場合,解説者が自分で機械を操作するので,自分の喋りに合わせてタイミングを取って演出するのが,実に職人技で,腕の見せどころでもあったのではないかな,と思います。
 全自動だった頃のサンシャインの解説員って,ちょっと可哀想でした。番組がスタート切ったら,後は「芸」を見せる余地も無い。

 その代わり,フルオート番組では補助投影装置をバンバン使って,新しい演出をしていました。サンシャインが開館した1978年当時のパンフレットには「100台以上の補助投影装置が星空を演出」と書かれていました。オペレーターのマニュアル操作で,しかも喋りながら……であったら,そんなに多くの機械を動かすことは出来ません。…一方,マニュアル操作の「職人技」の世界も奥が深い。人によって,夕焼けから日暮れの表現が微妙に違っていたりして,なかなか興味深くもありました。

 五島にスカイラインプロジェクターが入ったのは,1970年代後半だったと思います。後付の武骨な投影機がドームの裾に並んだとき,ちょっとショックでした。まぁ,暗くなってしまえば見た目は気になりませんし,夜景などを映すという,新たな演出が加わったので,プロジェクター導入は歓迎したのですが,プロジェクターを動作させると冷却ファンの音が気になりました……う~む,一長一短。

 こうした,補助投影装置も,プラネタリウムを語る上で欠かせない話題だと思います。いずれ,まとめて記事にしたら,結構面白いネタになると思いますので,ぜひ,お願いします。

Posted by: なかを | Monday, 28 February 2005 16:15

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