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Monday, 21 March 2005

寸劇特別投影

05-03-21_1308「天文学の夜明け」 寸劇の入った投影を見ました。そのために、投影機の足カバーの周りには装飾があり、階段もついています。

途中までは普通の投影で、日没から宵空の星案内へとすすみます。
中盤でコンソールの解説員が咳払いをしはじめ声色が変わると、ガリレオ・ガリレイになりきっています。それまで真っ暗だったドームが少し明るくなり、解説員はひげと衣装をつけています。このガリレオさんはナレーター。

そして、入口のドア方面から次の登場人物、ティコ・ブラーエがやってきます。コンソールの横に照明係の方がいてスポットライトで追います。真ん中に投影機があるので、役者は登場するとまず投影機の周りをぐるっと一周しながら台詞をしゃべります。これでどんな人がでてきたのか、どの席に座っているお客さんもよくわかります。

投影機のある台は天文台で、ティコとケプラーのやりとりは主にそこで行われます。衣装も小道具も適度にデフォルメされつつ簡略化され、役者の発声も演技もしっかりしています。とても練り上げられていてわかりやすい脚本と演出、とてもうまい「劇」になっています。

正直言って、こんなにちゃんと仕込んであるものだと期待していませんでした。
(やりたいことは伝わるんだけど)
(一生懸命やっているのはよくわかるよ)
(学芸員は役者じゃないんだから、寛大な心で見てあげなくては)
(この3日間だけのために本業じゃない人が準備するんだからこんなものでしょ)
(いくらなんでも、やることに意義がある、と甘えてはだめなのでは)
などなど、こんな感想に溺れるのだろうと予想していたのですが、とんでもない!それは大きな間違いで、大変な失礼でした。
「これほどまで明石には芸達者の人が多いとは。このツボを押さえた「寸劇特別投影」をにわかに仕上げてしまう何で、このチームの中に演劇経験者がいるに違いない。」
と思って尋ねてみると、そうでないらしい。

たくさんの稽古をして、そのときのダメ出ししてくれた人の目も良かったから、こんなにいいものができたんだろうなぁ、と思うのでした。なんにしても、企画した人も演じる人もダメ出しした人も、「ふだんからお客さんの身になって考える姿勢」があってこその特別投影なのでしょう。

ますます明石の世界に吸い込まれていきそうな予感がします。


050321_1239.jpg
投影後、人間日時計のバルコニーへ。
残念、正午を過ぎて南中を見損ねてしまいました。
今日は春分一日後です。

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