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Monday, 21 March 2005

星博士登場☆

05-03-21_1408星博士の楽し過ぎる投影を見ました。

本当に久しぶりにこんなに楽しい「生解説」投影を見た気がします。
星博士とお客さんでつくる時間と空間。
生で喋るだけじゃない、暗闇で見えないお客さんとの対話があるのです。
対話とは、こどもたちが元気よく反応することだけを指しているのでもありません。ひとりよがりでなく、相手を思い、相手を見ている、楽しくてわかりやすい解説。冗談を交えても、それは媚びを売るのでもなく受け狙いでもなく、思いやりを感じました。

例によって投影は太陽の動きからはじまりました。
「今日のお昼の太陽はどこに見えたでしょう」
そのひとことだけでも温かくて楽しい気持ちにさせられます。それから太陽の進み方の質問もありました。
「南の高いところから西の空へ、まっすぐ動いていく」「ジグザグに動く」「一度沈んでから西の空にまた出る」等々。台詞としてはそんな選択肢を読んでもすむところを、言い方にも工夫があります。また、天球を指し示しながらですからわかりやすい。こどもたちは「ジグザグに」「一度沈んでから」でゲラゲラと受けていましたが、太陽が一定の速さでまっすぐ進んでいくことがわかっていてこその「笑い」ですから、たいしたものです。

「こうやって太陽の動きについて見てみるのも、楽しいですね」
太陽の動きの話のしめくくりはこのキメ台詞でした。星博士がさらっと言ったこの言葉で、まだ星も出てないうちから完全にノックアウトされました。
これをおとなからこどもまで、さらっと違和感なく受け止めてもらえるように言えるのは、解説としては最高レベルではないでしょうか。実際、私がプラネタリウムで星好きになったのも、最初にこういう解説と出会ったからです。五プラ閉館以来、何年も遠ざかっていた気持ちが呼び覚まされたようでした。「生解説はこうでなくちゃ」の思いが連発される星博士の投影。とても嬉しかった、幸せな一時間でした。

この星博士に扮している方は学芸員のIさんで、この方の解説ははふだんからお気に入りです。私が初めて明石の投影を見たときが幸運にもIさんの担当で(私には幸運でも、Iさんにとっては迷惑のはじまりだったかもしれませんが)、以来確実に解説がレベルアップしているのではないかと感じます。星博士に変身するとさらにパワーアップするようです。

Iさんは、渋谷の村松さんの解説がお気に入りだったそうです。なので、村松さんの投影にはまってプラネタリウムへ通うことになった私がIさんの投影にしっくり感を覚えるのは当然なのかもしれません。根底には村松投影あり。村松さんがまいた種が着実に明石に根を下ろして巨木となろうとしています。村松さんおそるべし。

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