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Friday, 11 March 2005

渋谷の星たちが空に帰った日

この4年間、こんなふうに閉館の日をいちいち思い出したことはなく、いつもは気がつくと春休みになっている状態です。毎日思い出話をしているとまるで「記念日好き」のようでお恥ずかしい。
この時期は年度末で片づけるべき仕事が押し寄せますから、思い出す暇がないのかもしれません。それが今年は、旭川の閉館に刺激されたり、文集の作業をして原稿に目を通していたりするせいなのか、はたまたブログに書くネタとしてとりあえず触れておかなくちゃと思うからか、閉館までのカウントダウンのように書いてしまいましたね。
せっかくなので閉館後のようすも書き留めておこうと思います。

最終投影が終わったあと、五島プラネタリウムで出会った仲間たちと文化会館の裏のお店でプチ打ち上げ。ワインを飲みました。そのときは、寂しいとか感傷にひたるような気持ちはなく、長くのしかかっていた重圧から開放された爽快感があったかも。事故などなく、機械も元気なままで、無事に閉館を迎えました、という。特別なイベント投影などやれることはやった充実感だったのか。

私個人的には、試験の採点と成績評価が気がかりで、頭の中を無理矢理切り替えた感じもします。翌4月からは他の学校に移ることが決まっていて、それまで6年間お世話になった学校と生徒たちへの「情」の始末もしなくてはいけなかったときでした。もちろん、荷物の始末も。そして、新しい環境への期待と不安も。だから五プラへの気持ちをあまりひっぱらずにすんだのかもしれません。

それでも、ときには「私たちがしたことはなんだったのかな」と心に空いた穴の形を指でたどる夜もありました。

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Comments

4年というのは手のひらに乗る時間ですねぇ。
30年前のきのうは中学の卒業式で、
(博多開業の山陽新幹線の一番列車が、
 住まいの近くの高架を西下するのを見てから
 卒業式に向かったのが思い出です)
30年前の明日は本命高校の入試だったので、
今は、時間の長さを感覚的に捉えやすいモード。

ひとついえるのは、これから10年、20年と
時が経過しても、あの3月11日のツァイスIVが
私の中では姿かたちを変えずに生き続けるということ。
閉館から44年の2045年の3月11日に、
懐かしくIV型とそのオーラ、空気を懐かしんでみたい。
わかりますか?IV型は44歳で歳をとるのをやめたから、
それと同じ時間ののちに懐かしんでみたいという、
ちょっと頓狂な夢です。
そのときにはこっちが85歳だから、どーかな…。
なんか、脇道にそれてすみません。

Posted by: masaruk | Friday, 11 March 2005 20:56

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