同心円同好会
ふくちんさん、コメントありがとうございます。
旭川の写真、天井から赤い椅子が丸く並んでいるところの、素敵ですよね。
プラネタリウムの椅子というと、濃い青系のところが多いと思います。
この赤い色はかわいくてあたたかくて、気分が高揚する感じがします。
くどいようですが、画像はここにあります。→http://www.access-ir.co.jp/sample/photo.htm
そしてなにより、新しい館に水平床同心円座席を導入してくれたことが、とてもありがたいです。貫き通してくださった館の職員の方に感謝します。
教わった経験と教えた経験からすると、星空体感や星空学習には水平床のドームがいちばんだと思います。
ただし、画像投影の見やすさはまた別の使い方の話で、画像(CGやスライドショー、映画などの投影)を見やすくしようすると、傾斜床(床が階段状)の方が・・・となるわけで。CG映像がはやりなのか、新設されるのはそういう館ばかりになっています。
丸天井のスクリーンという特殊な空間を活かすのはプラネタリウムあってのことなので、私は水平床のプラネタリウムが好きです。あちこち好きな方角を見られる自由さと、星空を見上げると包まれるような感覚が、好きです。
というわけで。プラネタリウムといえば「同心円座席が好き!」または「水平床じゃなくっちゃ!」がという、お好みのこだわりを持つ方。もし、こちらをご覧になっていたらコメントやトラックバックで意思表示してくださればと思います。「同心円座席のプラネタリウムは古くて時代遅れ、なんていわないで」って気持ちを。「旭川、よくやったぞ」というねぎらいの言葉も、ぜひ。
この記事に関しては、長期間にわたって同志のみなさんの参加をお待ちしております。
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コメント
お邪魔します。
私も同心円の水平床が好きです。
みわさんと同じく、好きな位置に座れるところはいいですよね。
見る方角で、同じ解説でも違った番組に思えます。
あと、投影機のシルエットを視界にとらえながら見るのも好きです。
ドームに映る投影機の影は、かなり好きです。
何より傾斜床より安全ですし。あの急傾斜の階段で何度つまずいたことか。
新しい旭川も行きますよ、絶対。
投稿: まな | 2005/04/06 20:54
傾斜ド-ムの一番の欠点は、方角が空の方で
回ること・・・
(まあそうしないと北方向は見られないし・・・)
同心円ツアイスタイプのプラネ(2球式)は
南方向で いらっしゃいませと お辞儀を
してくれる(笑)がいいんです。
投稿: くろがね | 2005/04/06 21:49
私が子供の頃,プラネタリウムは同心円配列の座席しかなかったので,むしろ,サンシャイン(1978.10開館)の扇形に,すごく新鮮なものを感じました。でも,方角がくるくる変わるのは,ちょっと参った。普通のプラネタリウムなら,自分が最初に,どの方角を向いているか,一度確認すれば済むのに…。
同心円座席でゆったりと星座のお話を聞くのは,プラネタリウムの基本と言うか,私にとってのデフォルトなのですが,結局のところ,高校ぐらいになると,一般投影に飽きてきて,五島も「星と音楽の夕べ」と星の会の例会だけになってしまいました(…って,月に2回も行けば,よく通っているほうだろ……)。サンシャインは番組変更のときに行くだけだから,年4回。そのほか,川崎市青少年科学館と中野文化センター(現在の中野ZERO)に通っていたのだから,基本的には同心円ざんまい。
傾斜ドームは演出力があるけれど,星を学ぶと言うより,エンターテイメントっぽい。プラネタリウムをエンターテイメントとして考えると,映画などに比べ,いかにも安っぽい。と言うか,演出が下手。エデュテイメントを貫くなら,中途半端に演出しないほうがいい。……これは,名古屋で「語りかける力」に敬服したことがきっかけで,その思いを強くしました。
そんなわけで,解説者の力さえあれば,「傾斜ドーム<同心円座席」だと言うのが,最近の結論です。そして,生解説の場をもっと用意しないと,良い解説者が育たないんじゃないか?と言う危惧も感じています。
投稿: なかを | 2005/04/11 17:35