遠い空の記憶


五島プラネタリウムからはじまる星空の旅
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2005/09/28

たどり着けるまで行く

<茜色に暮れ行く空は>

で始まるこの歌は、buglifeのデビューアルバムの4曲目。
テレビ東京「ぶちぬき!」のエンディング曲として流れている。
ただいま私のヘビーローテーション。
渋谷に新しいプラネタリウムができる、2009年までの
テーマソングに思えて仕方がなく、胸にしみこませながら聴いている。

曲を聴きながら思い浮かべるイメージを羅列してみよう。

    * * *

たとえば、曲中のこんな言葉。
<暖かさの中の 儚さが似てるから?>

好きなプラネタリウム投影で生じる、この感覚。
満天の星に包まれて、解説員とつながる、暖かさ。
だけど、闇の中で、たったひとりを感じる。
非日常の、自分と向き合う時間が終わる、明け方の空。
どんな投影がそんな感じをつくるのか、具体的にはわからない。
ただ、新しいプラネタリウムでも、この感覚を受け継いで欲しい。

    * * *

<今夜東京にも星が観える
 ここにある景色の 何を君に伝えりゃ良い?>

渋谷にプラネタリウムの星空が帰ってくる。
そこでは何を伝えるのか。何のために星を映すのか。
答えはひとつでなくて良いと思う。
どの答えであっても、誰かが伝えたくて、考えに考えた方法で、
できる施設になるならそれで良い。

      * * *

<君と歩いたすべての道の続きへ
 君を愛したすべての意味の続きへ
 たどり着けるまで行く>

「君」は「ツァイスくん」だ。
渋谷にあった、前のプラネタリウム施設の象徴、
ツァイスIV型プラネタリウム投影機。
何を受け継いでいったらいい?
いつまでも「攻め」の姿勢で、星から学ぶ楽しさを伝えていくこと。
それはゴールのない新しい旅。
「たどり着けるまで行く」

      * * *

<柔らかい気持ちになりたい
 いつも同じ場所へ戻って知る
 ささやかな言葉と 鮮やかな夢の色>

ドームの、あの椅子に座るとそんな気持ちになった。
シンプルなデザインはハード面だけでなく、星も、解説も。
そこから湧き上がる夢は本当に色とりどりだった。
あの場所で私が見た夢もそうだった。またあんな夢を見たい。

      * * *

<遅れてきた手紙を読む>
<そこにある答えの どれを僕は解れば良い?>

遅れてきた手紙、これが「卒業文集」とどうしても思ってしまう。
「遅れてすみません」とは頭を下げ続けたものの、
結果的には(自己弁護するわけではないが)遅れて良かったのかもしれない。
異常なまでの閉館時の盛り上がりの流れで発行しすぐに冷めてしまうよりも、
4年後の今だから冷静に振り返りながら読むことになっただろう。
文集はタイムカプセル。あのころのみんなの気持ちに会える。
ただの一時の感情の盛り上がりだったのか、そうでないならその理由はなにか?
それを解らなければいけない。

      * * *

私も、攻めの姿勢で。
何ができるかより、何をやりたいかを考えよう。
自分の無力に打ちのめされるときは、
「たどり着けるまで行く」
と唱えよう。
 
 
buglife オフィシャルホームページ
「たどり着けるまで行く」試聴できます

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