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October 2005

Monday, 31 October 2005

10月7日はナマネタリウムの日

10月が終わる前に、ひとつだけ書き加えておきたいことがある。
2000年10月7日のザバダック ライブ イン 五島プラネタリウム。
CDをつかってやっていた、通称「ザバネタリウム」をライブ音楽でやってしまおう、というもの。(ひとよんで、ナマネタリウム)
ただのプラネタリウムのお客であり、ただのザバダックの1聴衆で、ただの理科講師だった私が、みなさんに助けられて実現してしまったイベント。

いつかこんなことができたらいいのにな・・・

が、いつのまにか自分の手でやることになってしまった。もうこれで死んでも思い残すことはない、と思ったほど。(←あのころは)

五島の閉館というタイムリミットに押されて、どこからかわいて出てきたあの大きなパワーは、今は・・・でてきそうもない。
しかしながら、言い出しっぺと代表の窓口になったのが私だというだけで、お客さんひとりひとりがボランティアスタッフの気持ちで参加してくれた。あのイベントはアーティスト側と解説者とお客さんが一体となり大きな波のように現れてしまった投影だ。プラネタリウムの投影で、やる方とお客さんとがこんなふうに双方向の力で結びついてつくったものは、あまりないのではないか。たいていはやる側がおっかなびっくり、あるいは堂々と押しつける形で、お客さんとは離れたところでやっている感じがする。(もちろん、すべてがそうとは思わない)

まさに、夢の時間、だった。

あのころお世話になったK氏の声を、きのう久しぶりに電話で聞いた。元気そうで何より。一見、何の接点もない氏だったが、閉館の前後を一緒に過ごしたことで、今でも美味しいお酒をのめるお仲間でいてくれるのは嬉しい限り。ああ、接点は「お酒」ですかね、やっぱり。


ザバネタリウム


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Sunday, 30 October 2005

火星最接近

火星最接近の日です。

火星は2年2ヶ月ごとに地球に接近しますが、
2003年の大接近後、これからは徐々に遠ざかって行きます。

次の大接近のときには、もっと精進した姿で会えますよう。

月惑星研究会ホームページ内の火星の報告ページ

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Tuesday, 25 October 2005

白神の星空から学んだこと

そんなつもりではなかったのに、思いがけず流れ星を楽しんだ生徒たち。
彼らの姿を見て思い出したことがありました。
私がしたことは、星空の窓を開ける、ほんの少しのお手伝い。
プラネタリウムの投影もそんな役目なのではないかな、と。

学校で授業をしていてよく思ったのは、モチベーションが高い生徒はどんな教師が教えてもよく学び理解するということでした。極端に言ってしまえば、教師が何も教えなくても自分で本を探して調べたり質問にきたりして、どんどん学習してしまうのです。
そういうやる気のある生徒を相手にするのもやりがいがありますが、興味がなかったのにいつのまにか身を乗り出して実験に参加しているような、生徒の変化が好きでした。私自身がやる気のない生徒だったからなのかもしれませんが、わからない、つまらない、と思っていたことがそうでなくなった瞬間の、世界が変わって見えるような気持ちは嬉しく、それを味わうのは楽しいものです。それに必要なのは教師の話術ではなかったと思います。教師自身が楽しむ姿と生徒と向き合う態度があったように思います。

授業から遠のいて数年。今回の修学旅行で大切なことを思い出しました。
星の観望会には定期的に参加して、意欲のある人たちとかかわっていますけれども、白神で生徒たちと星を見た時間は本当に楽しかった。楽しいことだってことを思い出したのです。
私はそういう投影を求めているから、解説員と園児の元気なやりとりが楽しい、にぎやかな幼稚園投影が大好きです。

もうひとつ。
星空を見るようになったのが大人になってからで、都会に住んでいて天の川も数えるほどしか見たことのないような私が、白神山地の星空を案内できるなんて、本当なら考えられないことだと思いました。これはプラネタリウムがあってこそです。プラネタリウムの星空をつかって本当の星空へ導いてもらったおかげです。
プラネタリウムはとんでもなく素晴らしい装置ですね。

「星空は宇宙に開いた窓」と聞いたことがあります。
「プラネタリウムは星空へ続く回廊」でしょうか。


★心は星空モードなので、期間限定でデザイン変更しました。

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Monday, 17 October 2005

流れ星

2001shishi
白神山地でのスターウォッチングの夜は、生徒たちと流れ星をたくさん見ました。
いただいた時間は20時半から1時間ほど。
上弦すぎの月が夜空を明るく照らし、あまり暗い星まで見えません。
天の川も、みずがめ座やうお座などもよくわからない状態。
わかったとしても、あまり小難しいレクチャーをするよりも、心に衝撃を与えたい。

そこで、この時間の第一の目的は「流れ星を見る!」ことにしました。
「本当に見えるの〜?」「どうせ見られないよー」
という声に
「1時間も見ていれば2〜3個は飛ぶよ、たぶんね」
「えー、1時間も〜?!さむーーーい」
「だから暖かい格好をしておいで」
月明かりがあるとは言っても青森の山の空。
前日、車で移動中に、車窓から明るい流れ星をすでに見てしまっていた私は、1時間あれば十分だろうとほぼ確信していました。

私物の、いつも車に積んであるブルーシートを広場の芝生の上に広げて、そこに寝転がって星空を眺めさせました。
「シートが濡れてるよー」
「もう夜露でぬれちゃったのね。でも、そこに寝ていればそれ以上は濡れないから」
「・・・(この人を信じて良いのかという、疑いのまなざし)」
「今日のルールを発表しまーす。流れ星を見たら、すかさず『飛んだー!!』と叫んでください。」
ぼけっと待っている間に、星の案内や、星の動き、双眼鏡の貸し出しなどのメニューがありました。
横浜に帰っても見られる明るい星や目印の星の並びなどはぜひ覚えていって欲しいと思い、東の空から上る火星と西に傾いた夏の大三角の話からはじめました。すると、はじまって5分もたたないうちに
「飛んだー!!」「えー?!見なかったーっ!!」「飛んだよー!」
と流星が現れて生徒たちは大興奮。

双眼鏡で天の川を見て「マジ、やばいよ!星がたくさんあるよ!」という声。
三脚に固定した大きめの双眼鏡で月を見て「見えすぎだよ!」という声。
やがてすばる(プレヤデス星団)が上ってきてそれを双眼鏡で見て「おい、見たか?きれいだぞ」という声。
生徒たちの年齢に合わせてアルタイルまでの距離17光年を紹介したり、その日に見た樹齢400年といわれるブナの木「マザーツリー」を思いながら北極星(距離400光年)を探したり。
中学3年の理科2ではちょうど天体をやっていて、日周運動を観察する宿題をしっかりやっている生徒もいました。

30分ほどしたときに「冷え込んできたから、もうコテージに戻りたい人はここで解散してもいいよ。まだ見たい人は続けましょう」と声をかけても、抜けた生徒はいなかったようでした。
1時間して「流れ星を5個以上見た人〜?」と聞くと多くの生徒が元気よく手を挙げました。1個も見られなかった人はなく、10個以上見た人も数人いました。
たぶん、私が時間つぶしにしていた星の話を覚えている生徒はあまりいないでしょうが、この1時間は楽しんでもらえたようです。
望遠鏡で天体を見るようなスターウォッチングの楽しみとはまた別の、心へのインパクトは確実に打ち込めたのだと思います。

流れ星って不思議です。星に興味のない人でも、流れ星を見ると興奮して嬉しくなってしまうのです。やっぱり本物の力はすごい。
私はしゃべりは下手ですから、流れ星に助けてもらました。
 

★写真は2001年11月19日の獅子座流星雨のとき。10個ほどうつっています。

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白神山地

先週、中学3年生の修学旅行引率で、
世界遺産に登録されている白神山地がある
青森県西目屋村へ行ってきました。

今まで様々な「観光的」「体験学習プログラム的」な
修学旅行や夏期学校の引率に行きましたが、
美味しい食べ物に恵まれ、村の人は温かく迎えてくださって、
生徒主導の企画による今回の修学旅行は、
それらとはひと味もふた味も違うものになりました。

この学年の修学旅行は白神の他に長崎、京都、三重など
6コースに分かれています。
それぞれ研究の目的を持って現地で調査・研修をしてくるのです。
我々白神コースには、初日に新聞取材が、最終日にテレビ取材が入りました。
私が行くところにはなぜかマスコミを呼んでしまうようです。
前の学校での修学旅行で北海道に行ったときも苫小牧で取材を受けたことがありました。

滞在中は快晴の毎日で、夜は星空を見ることができました。
満月前で、夜遅くなるのを待つと、ブナ林に囲まれて満天の星空。

日程2日目にあたる12日にスターウォッチングの時間をいただき、
生徒たちと星空を楽しみました。

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Sunday, 02 October 2005

離島戦隊タネガシマン

JAXAのホームページのイベント案内を見ていたら、
「離島戦隊タネガシマン」のいるバナーがあった。
10月16日の種子島宇宙センターの「宇宙の日」施設一般公開で
ショーがあるらしい。

詳細には・・・
□主なイベント内容:
    ・施設ツアー
    ・モデルロケット製作・打上げ
    ・科学実験
    ・宇宙飛行士着ぐるみ
    ・離島戦隊タネガシマンショー など

「宇宙飛行士着ぐるみ」?
宇宙服を着て記念撮影は知っているが、着ぐるみ?
ちょっと気になる。

タネガシマンのようなローカル戦隊ヒーローキャラははやりのようだ。
その公式(?)ホームページには歴史やキャラ紹介もある。
地元ならではのことがらをとりこんで創作してあり、
その地元のみなさんに愛されていることを願ってやまない。

「ジャアスロウ帝国との果てしなき戦いに
身を投じるタネガシマン
彼らはいったいどこから来たのか。

そしてなぜ戦い続けなければならないのか。
ここではこのサイトでしか知り得ない
彼らの生い立ちに迫ってみる。」(ホームページより)

離島戦隊タネガシマン ホームページ

「宇宙の日」イベント、みなさんに楽しんでいただけるとよいですね。

明石の軌道星隊シゴセンジャーは11月にまたやってくるらしい。
地域で取材も受けているらしい。
観望会のときに突然あらわれることもあったらしい。
うーーーん、目がはなせない・・・。

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Saturday, 01 October 2005

Bishop Museum Planetarium News

Podcast(ネット配信番組)を「Planetarium」で検索していたらこんなものを見つけた。
ハワイ、ホノルルのBishop Museum Planetariumの配信番組だ。

「What's In Hawaii's Sky for October 2005」を聞いてみる。
まるでハワイのプラネタリウムへ行ったような気分。
目を閉じると、プラネタリウムの席に座って
ドームの星空を見上げているつもりになった。

これはとても良いものを見つけた!
英語を聞き続けるきっかけになるし、
言い回しも参考になる。
ハワイ旅行気分を味わえるし、
なにしろお金がかからない。

「Hawaii's Sky Map for October 2005 (PDF)」まで配信してくれるのだ。
これがまたシンプルなモノクロ印刷(中間グレートーンなし)でわかりやすい。
ハワイを感じさせる、椰子や船の影絵の入ったデザインも素敵。

しばらく聞き続けてハワイ気分を満喫してみようと思う。
そうはいっても、私はハワイへ行ったことがなく、
想像上の、思いこみの、ハワイ像だけれど。


Bishop Museum

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