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Tuesday, 25 October 2005

白神の星空から学んだこと

そんなつもりではなかったのに、思いがけず流れ星を楽しんだ生徒たち。
彼らの姿を見て思い出したことがありました。
私がしたことは、星空の窓を開ける、ほんの少しのお手伝い。
プラネタリウムの投影もそんな役目なのではないかな、と。

学校で授業をしていてよく思ったのは、モチベーションが高い生徒はどんな教師が教えてもよく学び理解するということでした。極端に言ってしまえば、教師が何も教えなくても自分で本を探して調べたり質問にきたりして、どんどん学習してしまうのです。
そういうやる気のある生徒を相手にするのもやりがいがありますが、興味がなかったのにいつのまにか身を乗り出して実験に参加しているような、生徒の変化が好きでした。私自身がやる気のない生徒だったからなのかもしれませんが、わからない、つまらない、と思っていたことがそうでなくなった瞬間の、世界が変わって見えるような気持ちは嬉しく、それを味わうのは楽しいものです。それに必要なのは教師の話術ではなかったと思います。教師自身が楽しむ姿と生徒と向き合う態度があったように思います。

授業から遠のいて数年。今回の修学旅行で大切なことを思い出しました。
星の観望会には定期的に参加して、意欲のある人たちとかかわっていますけれども、白神で生徒たちと星を見た時間は本当に楽しかった。楽しいことだってことを思い出したのです。
私はそういう投影を求めているから、解説員と園児の元気なやりとりが楽しい、にぎやかな幼稚園投影が大好きです。

もうひとつ。
星空を見るようになったのが大人になってからで、都会に住んでいて天の川も数えるほどしか見たことのないような私が、白神山地の星空を案内できるなんて、本当なら考えられないことだと思いました。これはプラネタリウムがあってこそです。プラネタリウムの星空をつかって本当の星空へ導いてもらったおかげです。
プラネタリウムはとんでもなく素晴らしい装置ですね。

「星空は宇宙に開いた窓」と聞いたことがあります。
「プラネタリウムは星空へ続く回廊」でしょうか。


★心は星空モードなので、期間限定でデザイン変更しました。

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