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Friday, 30 June 2006

おひとりさま投影

プラネタリウムはまぁまぁ見ています。
たぶん人よりは多い方だと思います。
最近、そんな私でもはじめての体験がありました。

お客さんひとり。

直径23m、300席ほどあるのにひとりでした。
今までも数人とか、他に1家族とか2カップルとか
いうことはありましたが。
さすがにひとりというのは
居心地があまりよくありませんでした。
本当は、とっても贅沢なことなんですけどね。

時間になって投影がはじまるまでは、
まだお客さんくるだろうと思っていました。

それでも「みなさんは・・・」と語りかける生解説のお兄さん。
すみません私のせいで、と恐縮しながらも
大変な仕事ですねぇ、と声をかけたくなってしまいました。
それも大人が相手ですからね。
どんな目的できているのかわからない、
大人の女性客おひとりさま。
どこに話の的を絞ったらいいのか、
どういうスタンスで話を進めたらよいのか、
私が解説員なら困ってしまいます。

本来なら、一対一の方が話はしやすいはず。
だけど、プラネタリウムの暗闇の中、
相手が求めているものも反応も見えずという状況では、
とてもやりにくかったことでしょう。

だけど、一方的に進められる話は、自分の存在をなくされたようで、
それが居心地の悪さでもあったのかもしれません。
400人のお客さんがいても、一対一のように語りかけられる投影もあります。
とっても難しいことですが。
私が求めていて、目指している形はきっとそういうもの。
40人の生徒を前にしても、1人の生徒を前にしても、
わたしには全く難しすぎて、なかなかできないってこと、それは痛感します。

相手の存在を感じるからこそ、生解説の意味があるのだと思います。
相手にかまわず話をするのなら録音して流すので十分です。

たったひとりのお客に投影をしてくれた解説のお兄さんは、
姿の見えない私のために精一杯やってくれました。
ポインターの指し方がとても上手でした。
誠意のこもったやさしいポインターさばきでした。

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